self linernotes


セルフライナーノーツということで軽く楽曲について自分で解説したいと思います。
楽曲じゃなくて原作の解説になるかもしれませんがw

今回のアルバムのターゲットは一般人、、、じゃないリア充・・・じゃないかもしれないけど、なんていうか普通の友人です。リア友ってやつです
要するにテクノとかトランスとかしらねーよ。ニコ動でそれっぽいものは聞いたことあるかもしれないけどさ。
くらいの。
よって例外となる7曲目以外は全て着々としていて分かりやすい展開になっています。
原曲もメロディも詰めるだけつめて、原曲が行方不明なんてことはないと思います。

しかし自分はアレンジというものが非常に苦手です。今回だけで実質7曲(IIDX arrange含む)アレンジしたんですが、
やっぱりキツイですね。原曲とか原作への愛とかだけじゃどうにもならんっていうか。
ジャンルの引き出し増やしてもっと経験すれば生産力も向上するのかなぁ。頑張ります。
2曲あるオリジナル曲はどちらもアルバムのテーマに沿ったもの、、となりました。多分。
VocalのHirokoさんに感謝です。

皆様の心に残る曲があればな、と思います。


■アルバム名:Godless Bird

あー中二病?ですかね。直訳で「神無ノ鳥」。某ゲームですね(笑
要するにレーベルにレンジャク書いてもらうためにこの題名なんですよ。痛いですね。
ああ、勿論嘘です。7曲目かき終えたときに決めました。仮題は「V-Style 01」です。えれぷらの他の2人のサンプラーまんまですねw

アルバム名についてですが、神無ノ鳥をプレイした人はまずこんなアホな訳しません。意味が違いすぎます。
ある意味表面的に物事を捉えることへの皮肉としてこの題名を冠しました。


■レーベルデザイン

先ほども解説しましたがレーベルイラストは神無ノ鳥のレンジャク。高校時代の同級生に依頼です。腐女子さんです(笑
っていうかそうじゃなきゃこんな依頼通してくれないよね。うん。
何でこれか?え?言わなきゃだめっすか?察してください。


■楽曲解説

tr.1 world devoid of you [feat. Hiroko]
このアルバムのメインチューンでありオープニング。
前半バラード後半ダンスポップというDTM始めたころからやりたかった歌曲の構成をここで漸く実現。
どう考えても浜崎あゆみの"M"ですけどね。割とメロディ自体もスムーズに浮かんできてシンセソロとかピアノ乱打も頑張ったんじゃないでしょうか。
歌詞の注文は「冬っぽく!」としか言ってませんが、これまた非常にアルバムのテーマに合致する内容となりました。ニヤニヤ。

tr.2 歌うたいの猫 "Libika's Anthem"
原曲は猫耳ゲーことLamento -BEYOND THE VOID-。
らめんとの中でも一番好きな楽曲でこれのアレンジを作って本当にエンジン始動しちゃいました。
全体として郷愁・哀愁の雰囲気が漂いながらも前向きで希望を持たせるような曲調が本当に好きだったんで、
それを失わないようなアレンジを心がけました。ニコ動やリアルでも割りと好評でホント嬉しいです。
エロゲに名曲が多いのはもう大分実感してる人多い気がするけど、こっちも負けてないっすよ!

tr.3 クチバシティ (void's Urbanization Mix)
流石に原曲どれもしらないと、アレンジアルバムとしては聴いてて切ないので再録させていただきました。さつきがてんこもり君よ申し訳ない。
同世代ならほぼ確実に原曲知っているっていうのはやはり大きなアドバンテージですね。ジャンル的には自分としてはかなり珍しい方向。
まぁでもアルペジオとかコンプかかった細かいドラムとかブレイクの展開とかはいつもの俺って感じですね。
2009年はこういうモテ系(笑)の曲も作れたらいいなw

tr.4 Noble Bird (void's Longing Mix)
原曲はiTunes再生数No1。本当に最小限の音数で最大限に感動を与えてくれる究極のゲーム音楽でした。
俺の人生の破綻はやっぱりこの曲のせいです。
シンプルすぎてアレンジには苦戦、結局原曲破壊度ではこれが圧倒的です。。。
世界観とか全く無視。なんか申し訳ないと思いつつも、こういう曲もなきゃなーw

tr.5 彩紅 (void's Sunset Electro Dub)
時間がなくて耳コピ一部分しか出来てないという悔しい曲その1。花帰葬のPLUS+DISCの方の楽曲なんでマイナーだなこりゃ。
PLUS+DISCのこの追加シナリオは本当に胸が苦しい、、、、鬱ゲーでしたね。。。
彩紅(キャラです)の静かだけど激しい、内面で破裂するような、そんなイメージ。

tr.6 伝承の詩 (void's Sacred Prayer Mix)
これも時間がなかった悔しい曲その2。らめんとのメインテーマ。
非常に印象深い楽曲です。なんか原曲にムンベのリズムのっけただけですけどもね。
森を駆け抜けていくような印象を与えられればな、、、と思います。
本当に綺麗なメロディなんですがそれを生かせるアレンジ、、、、難しいですね。

tr.7 Godless Bird
キラーチューン。そしてエンディングです、久々に10分越えの長尺トランスです。短い曲ばかり作ってた今年の反動です。
オブリガードを多用してます。曲の展開としては、イントロからは普通に哀愁系ではいり第1ブレイクは絶望のような暗さを、そこからまた哀愁系に戻り、
第2ブレイクでは切ないながらも微かな希望を見せるようなそんな甘酸っぱい展開を。という計画でした。そう感じていただければ成功ですがw
あと全体的に蒼空感っていうか飛翔してる感じを出すために下がっていくコード進行を使っています。そしてあとはメロディアスに美しく。頑張りました。